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その時その時楽しんでいるモノを、無節操に書き連ねています。 日常、ゲーム、手芸以外にも、お人形も普通に登場しております。 大きさ、メーカー、性別も様々、意志を持って話している時もありますから、苦手な方はご遠慮ください。 微温猫庭園というディーラー名で、イベントに参加しています。 写真の無断転載も禁止です。
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 いつもよりちょっと長めに朝ご飯の後片付けを済ませたら…。
 捲簾が居ませんよ?
 大抵はソファの上でお座りして僕の事を待ってるか、お部屋のお片付け(僕が散らかした本や雑誌を隅に纏めてくれてるんです)をしてるのに…。
 どこに居るんだろう?
 適当に部屋を覗いて回ったら…、いました、寝室に。
 ベッドにお座りして何してんだろう…?
「フンフンv」
 …僕の枕、両手でムニムニしてる…っ!
 ほらっ、子猫ちゃんがよくやるでしょ!
 母猫におっぱい出して欲しくて、手で必死にムニムニするやつ!
 あれを僕の枕にやってるんです!
 一生懸命に!
 しなやかな尻尾をピーンと伸ばして!
 宇宙一の可愛らしさです!
「ふーv」
 あれ、終わりかな?もうちょっと見たかったんだけど…。
 名残惜しかったんで、そのまま声を掛けないでいたら、捲簾は僕の枕にポフッと顔をうずめました。
「…てんぽのにおい~v」
 しばらくフンフンした後、顔をあげた捲簾はまたムニムニを再開しました。
 とってもとっても可愛い姿だけど、もしかしたら寂しかったのかも…。
 だけど、物分かりの良い子猫ちゃんだから、言うに言えなくて枕で気を紛らわせてたんでしょうか…。
「…捲簾」
 呼ぶと、お耳がこちらを向くのと同時に、お顔もこちらを向いた。
「おかたづけおわったか!?」
「終わりましたよ」
「そうかそうか、よかったな!」
「捲簾、お天気も良いしお散歩行きましょうか?」
「いく!」
「捲簾のお気に入りのカフェで、お茶も飲んでケーキも食べちゃいましょう」
「たべちゃう~v」
 ニッコニコの笑顔になった捲簾は、ベッドから降りて準備を始めました。
 僕も戸締まりしようかな?
「…てんぽ?」
「はい?」
「…だっこでつれていってくれるか?」
 可愛くて愛しい捲簾の、小さなお願い。
 僕の答えは、当然一つです。
「行きも帰りも抱っこしましょうね?」
「んふ~v」
 目を細め、ホッペをピンク色にした捲簾は、また準備を始めました。
 これから寒い季節が来ますけど、僕はヌクヌクで過ごせそうです。
 だって、小さくてでも大きな存在の捲簾を、抱っこして過ごせるんですから!
 今年の冬も良いシーズンになりそうですv

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プロフィール
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ハクナオヤ
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性別:
女性
職業:
旅人(食いしん坊グラファー)
趣味:
色々適当に
自己紹介:
ひたすら切り絵を練習中。編み物なんかもやってます。
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