こぎん刺し 猫の足

　前回載せた、糸目入りふくべがなんとか仕立てられたので、もう一つ猫の足という柄を刺してます。
　ハクは刺すのが楽しいので、つい一つの模様を全面に刺してしまいますが、模様の名前は小さいモノ一つを刺します。
　つまり、菱形の模様一つを「猫の足」と言うんです。
　前回の、糸目入りふくべもそうです。
　一つの模様の繰り返しで、規則正しい模様が浮かび上がっていく。
　コレは、もう少し刺さないと、一つの模様が完成してない状態です。
　最初の数段は、模様が浮かんでいない状態なので、若干手探りなのですが、こうなってくると楽しい。
　刺せば刺すほど柄が浮かんできて、こういう規則正しい柄が大好きなハクは「むふー！」となってきます。
　もう少し慣れてきたら、針の持ち方とか、運針の仕方とか、しっかりと手に覚え込ませたいです。
　んで、こういうのをやってると、実は刺し子の「一目刺し」も気になりだしていて……。
　でもあっちは準備が大変そうだからなぁ。
　もっとお裁縫スキルが上がったら、手を出してみようと思います。
　さて、お裁縫繋がりで、雄鶏社のお話を……。
　手芸をやっていると、必ず書店で立ち寄る「手芸コーナー」。
　ソコでは、雄鶏社の本が沢山ありました。
　一般的は編み物やお裁縫の本だけでなく、「なんじゃこりゃ！こんな面白い手仕事があるのか！？」と思うようなモノまで本で出ていたり……。
　出来る出来ないは別として、知らなかったジャンルの手芸本があると、つい真剣に見たりしていました。
　勿論、ハク母も、お世話になってきた出版社です。
　……倒産しちゃったんですよね。
　ハクがこぎん刺しを知ったのは、手作りの本「クチュリエ」でした。
　コレは、通販専門の本で、ありとあらゆる手仕事のキットが通販で取り寄せられるんです。
　フェルトスイーツのキットとか、かぎ針編みのバックのキットとか。
　やってみたいけど、道具を揃えるのもなぁ……。
　なんて人達に最適なキットです。
　この本で、こぎん刺しを知り、面白そうだなと思っていた所に、本屋で出会いまして。
「津軽の優しい手仕事　こぎん刺し」。
　そう、雄鶏社から出てる本です。
　一度は、やらないかも……と、本棚に並んでるのを読んで立ち去ったんですが、やっぱり気になって購入を決意すると、なんと棚にない。
　さっきまであったのに、買われちゃったのかしら……。と近くにいる店員さんに聞くと、なんと撤収されていて本が山積みにされているワゴンに移動させられていました。
　慌てて受け取り、すぐに購入。
　見れば見るほど、柄の規則性に惹かれて、とうとう身近なモノで始めてしまった……。という、こぎん刺しに誘った本です。
　こぎん刺しだけでなく、こうして本に出会い、新たな手仕事を始めた人は多いはず。
　雄鶏社の本は、そういう入り口になっていたのは、間違いなかったです。
　それだけに、残念です。
　他にも出来そうもないのに、ボビンレースの本も買っちゃったりとかしていて、ハクは雄鶏社の手仕事の選択や写真の撮り方に惹かれまくっていたようです。
　今、なかなか本が手に入らなかったり、あちこちの本屋さんで撤収や値下げが始まっています。
　……気になっていた本は、ジャンル問わず買おう。
　きっと今では雄鶏社に何一つ返せないけれど。
　それでも、自分の本棚を、一冊でもお世話になった出版社の本で埋めておきたい。
　手芸の世界を広げてくれて、本当にありがとうございました。

　あ～、ドーナツ良いですね。
　最近は、沖縄のアンテナショップで、ついちんすこうの詰め放題をやってしまい、２本入りが３０袋近く家にあるので、ソレを食べる日々……。
　昔、ちんすこうってもっとパッサパサで美味しくなかった気がしたんですが、今は違いますね！
　サックサクで、すっごく美味しい！！
　色んな味も出てるし（着色料使ってるモノがあって残念なんですが……）、牛乳や珈琲に合うので、つい食べてしまってます。
　ハクのお勧めは「黒糖」！
　口に入れた瞬間、あの独特の甘味がきますよ！
　ブラック珈琲と合わせると、いやぁ、進む進む！
　まだ結構残ってるので、地味に食べます。
　あ、ドーナツだった。
　ハクは、一度だけクリスピークリームドーナツ食べましたよ。
　一番味のわかりそうなプレーンを食べたんですが……。
　確かにフワフワでした。
　でも、結構甘かった。
　並んでいると、「お一つどうぞ～」と試食を一つ丸ごとくれるんですが、実はソレで満足してしまい、買うのを躊躇う程度に甘かったです。
　……ハクは、ミスドが好きなんだなぁと思いました。
　１００円セールやってくれるし！
　カフェオレも美味しいしね！
　はぁ、お腹空いた……。