横浜のお菓子

　ハーバーはですね、横浜のお菓子なのですよ。
　昔は普通にあったんですが、会社が倒産（だったと思う）して、一時期なくなっていたお菓子なのです。
　ちょっと白餡っぽい中に栗の粒が入っていて、回りをしっとりした生地で包んであるんです。
　牛乳とかと一緒に食べると美味しいお菓子です。
　でも頂いたものはすっごくしっとりして、飲み物なくても食べられたのでびっくりしちゃったのですよ。

　どうしようかなぁ～、怒ろうかなぁ～と思ってはいたりするんですよね。
　ただ、相手のほうが日本語通じなさそうで…。
　新しくきた課長は、本当に話が通じず、日々しょうもない粗探しをして怒鳴り散らしているようなタイプだし…。
　他にも喋り捲って仕事をしない中年男性がいて、あちこちの部署から手伝いで来ている人に「いい加減にしろ」と怒られているのにもかかわらず、怒られている理由というかむしろ自分が怒られている事もわかっていないという感じで…。
　いったい何をどう立ち向かえばいいのか…。
　でも、愚痴を聞いてくれる人や、気にかけてくれる人もいてくれるので、その人たちの仕事が楽になれるよう頑張ろうと思える間は大丈夫かな…と。
　楽な仕事をさせてもらっているし、その割には深夜だからそこそこ稼がせてもらってるし、それでもどうしようもなくなったら残ってる有給全部使い切って、課長に辞表を叩きつけてやろうと思ってます。
　ちなみに、ハクさんは有給を３０日以上も持っているので、楽してやりますっ、えぇ！

　イベントは楽しまないと駄目ですよね。
　うん、ちょっと息抜きして、買ってきたドリドリ（ドール雑誌）読んだり、ディスプレイ用の飾りを作ったりして気持ちを変えようと思います。
　ゆっくりのんびり、自分を楽しませてやらないと、見てくれる人も楽しめないですもんね。

　…焦ったり、立ち止まってぐるぐるしてたり、そういう時にフッと自分を取り戻させてくれる人がいるというのは、幸せな事だなと思っています。