その時その時楽しんでいるモノを、無節操に書き連ねています。
日常、ゲーム、手芸以外にも、お人形も普通に登場しております。
大きさ、メーカー、性別も様々、意志を持って話している時もありますから、苦手な方はご遠慮ください。
微温猫庭園というディーラー名で、イベントに参加しています。
写真の無断転載も禁止です。
子猫ちゃん達の前にあるのは、熱々のホットプレート。
ジュージューと音を立てて色を変えていく食材から、真ん丸おめめを離す事が出来ない。
「んまそ~v」
「まだかな?まだかな?」
すでに辺り一面香ばしい匂いがしているせいで、子猫ちゃん達の期待は最高潮だ。
勿論、その期待を裏切ったり焦らしたりしたくない飼い主達は、良い色になった肉の一枚を子猫ちゃんのご飯に乗せてやる。
「焼く前にタレに漬け込んでありますから、そのまま食べていいですよ」
「いただきまぁす!」
「いっただきまぁす!」
元気に挨拶をして見せた子猫ちゃん達は、持ち続けていたフォークを勢い良くご飯に向かわせた。
お肉の下のご飯と一緒に、ちょっと待ちきれずに濡れちゃってるお口の中へ肉と投入する。
「んにゃあ~…v」
「しわわせ~v」
噛み締めるごとにたっぷりの肉汁が溢れだし、それが八戒特製の甘めのタレと一体となりご飯と混じりあう。
ちょっとした高級焼肉店の味になっているお口の中に、子猫ちゃん達の目はトロンと蕩け、ホッペは薔薇色に染まった。
「ほら、チーズ入りのソーセージもありますよ」
イソイソと、天蓬が焼けたばかりのモノを二人のご飯に乗せてあげる。
猫舌である子猫ちゃん達は、急いでフーフーを開始した。
だって、一刻も早く食べたいのだ。
飼い主達はその隙に、次に食べさせてあげる食材に手をつける。
肉は勿論、予め蒸してある色とりどりの野菜達や、子猫ちゃん達の大好物の鮭のハラスなんかも、隅っこで焼いていたりする。
子猫ちゃん達が、好きなモノを好きなだけ食べられるように。
忙しない飼い主達と同様に大変だった子猫ちゃん達は、やっと冷えてきたソーセージに齧り付いた。
プチンッと音を立てて切れたソーセージは、子猫ちゃん達のお口の中で大量の肉汁を溢れさせる。
更に肉の甘みや、チーズのコクが混じりあうのだから、美味しいに決まっているのだ。
もはや咀嚼にひたすら使われているお口は、言葉を発する余裕もない。
その代わりにと、可愛い尻尾をブンブンしてみせた。
「お家焼肉って楽しいですよね~」
お肉を頬張り、天蓬がしみじみと告げると、向かいに座っている八戒がその通りだと頷いて見せる。
「好きなモノ焼けますし、時間を気にしないで良いですもんね」
「あと、これもね」
クスクス笑う天蓬が、ビールの缶を掲げて見せた。
車で店に行ったなら、どちらかが運転する為に、飲酒は出来ない。
でもお家焼肉なら、美味しいお肉を食べて、二人でビールを飲む事だって大丈夫なのだ。
それに、お金だってグッと安くすむ。
その分を食材に回し、みんなで楽しむ事も出来る。
「お野菜もお肉も鮭も美味しいしv」
「楽しくってしわわせですね」
「はい~」
ニコニコ笑う飼い主を見られれば、子猫ちゃんだってニコニコになる。
「おうちごはんたのし~!」
「みんなでモグモグしわわせ~v」
食べ切れないぐらいのご飯にお肉に魚にお野菜達。
野良の時と違い、空腹は、恐怖ではない。
空腹は、美味しい時間を過ごすお知らせなのだ。
ちっちゃいお口を一生懸命動かして、ご飯を頬張る子猫ちゃん達は、ソレをちゃんと知っている。
彼らを愛して止まない飼い主達が、時間をかけて教えてくれたからだ。
お腹と同時に心も満腹にしつつ、彼らは焼肉を堪能し続けたのだった。
ジュージューと音を立てて色を変えていく食材から、真ん丸おめめを離す事が出来ない。
「んまそ~v」
「まだかな?まだかな?」
すでに辺り一面香ばしい匂いがしているせいで、子猫ちゃん達の期待は最高潮だ。
勿論、その期待を裏切ったり焦らしたりしたくない飼い主達は、良い色になった肉の一枚を子猫ちゃんのご飯に乗せてやる。
「焼く前にタレに漬け込んでありますから、そのまま食べていいですよ」
「いただきまぁす!」
「いっただきまぁす!」
元気に挨拶をして見せた子猫ちゃん達は、持ち続けていたフォークを勢い良くご飯に向かわせた。
お肉の下のご飯と一緒に、ちょっと待ちきれずに濡れちゃってるお口の中へ肉と投入する。
「んにゃあ~…v」
「しわわせ~v」
噛み締めるごとにたっぷりの肉汁が溢れだし、それが八戒特製の甘めのタレと一体となりご飯と混じりあう。
ちょっとした高級焼肉店の味になっているお口の中に、子猫ちゃん達の目はトロンと蕩け、ホッペは薔薇色に染まった。
「ほら、チーズ入りのソーセージもありますよ」
イソイソと、天蓬が焼けたばかりのモノを二人のご飯に乗せてあげる。
猫舌である子猫ちゃん達は、急いでフーフーを開始した。
だって、一刻も早く食べたいのだ。
飼い主達はその隙に、次に食べさせてあげる食材に手をつける。
肉は勿論、予め蒸してある色とりどりの野菜達や、子猫ちゃん達の大好物の鮭のハラスなんかも、隅っこで焼いていたりする。
子猫ちゃん達が、好きなモノを好きなだけ食べられるように。
忙しない飼い主達と同様に大変だった子猫ちゃん達は、やっと冷えてきたソーセージに齧り付いた。
プチンッと音を立てて切れたソーセージは、子猫ちゃん達のお口の中で大量の肉汁を溢れさせる。
更に肉の甘みや、チーズのコクが混じりあうのだから、美味しいに決まっているのだ。
もはや咀嚼にひたすら使われているお口は、言葉を発する余裕もない。
その代わりにと、可愛い尻尾をブンブンしてみせた。
「お家焼肉って楽しいですよね~」
お肉を頬張り、天蓬がしみじみと告げると、向かいに座っている八戒がその通りだと頷いて見せる。
「好きなモノ焼けますし、時間を気にしないで良いですもんね」
「あと、これもね」
クスクス笑う天蓬が、ビールの缶を掲げて見せた。
車で店に行ったなら、どちらかが運転する為に、飲酒は出来ない。
でもお家焼肉なら、美味しいお肉を食べて、二人でビールを飲む事だって大丈夫なのだ。
それに、お金だってグッと安くすむ。
その分を食材に回し、みんなで楽しむ事も出来る。
「お野菜もお肉も鮭も美味しいしv」
「楽しくってしわわせですね」
「はい~」
ニコニコ笑う飼い主を見られれば、子猫ちゃんだってニコニコになる。
「おうちごはんたのし~!」
「みんなでモグモグしわわせ~v」
食べ切れないぐらいのご飯にお肉に魚にお野菜達。
野良の時と違い、空腹は、恐怖ではない。
空腹は、美味しい時間を過ごすお知らせなのだ。
ちっちゃいお口を一生懸命動かして、ご飯を頬張る子猫ちゃん達は、ソレをちゃんと知っている。
彼らを愛して止まない飼い主達が、時間をかけて教えてくれたからだ。
お腹と同時に心も満腹にしつつ、彼らは焼肉を堪能し続けたのだった。
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