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その時その時楽しんでいるモノを、無節操に書き連ねています。 日常、ゲーム、手芸以外にも、お人形も普通に登場しております。 大きさ、メーカー、性別も様々、意志を持って話している時もありますから、苦手な方はご遠慮ください。 微温猫庭園というディーラー名で、イベントに参加しています。 写真の無断転載も禁止です。
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クリック感想ありがとうございました。
12日01:21
12日09:57
12日12:50
12日22:31

フォームのお返事
12日19:34
・け、捲簾に伝えておきますね。気力が出れば、それで続きを打ちたいです(笑)。子猫ちゃん達の無邪気ブリが出せれば良いんですけど。ありがとうございました!
13日04:59
・天蓬はかなり苦労しますねぇ(笑)。子猫ちゃんが可愛いから、拒否するのも大変でしょうし。人の道は、多分大丈夫…だと思われます。
14日20:11
・ホームページはですね、長い間更新しなかったりすると消えちゃうというか削除されたりするんですね。ちょっと今はホントにパソコンからの更新がままならないので、そういう可能性もあるって事なんですよ(笑)。そうなっても、落ち着いて更新出来るようになったら、改めて借りるので消えたままにはしないようにするつもりです。ブログでお知らせしたりしますから、安心してくださいね?気にしてくれてありがとうございますv
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 これでサイトに戻ったりしないで良くなったと思うんですが…。
 ………そ、それとですね、今パソコンでネットに繋ぎにくい状態なんで、全くサイトに手を入れられないんですね。
 だから、もしかしたら、いきなり消えてる可能性もあり…。
 落ち着いたらなんとかしようと思ってるんですが…。
 サイト経由していらっしゃってる方々っ、念の為こっちのアドレスも控えてやってください!
 勿論、直接こっちに飛んで来ていただいて大丈夫ですから!

 時間がかかりそうだけど、まったりノンビリやっていこうと思います。
 出来れば付き合ってやってくださいね?
 いつものようにお昼寝を堪能していた八戒は、一人起きだし、ソッとキッチンへと向かった。
 お昼ご飯を皆で食べて、軽く遊んでのお昼寝。
 その後、子猫ちゃんとその飼い主(天蓬)がおやつを欲しがるのは目に見えている。
 そうなる前に、彼らが起きる時間に合わせておやつを用意しておいてあげようという、八戒の優しい気遣いだ。
 子猫ちゃん達が大好きな八戒特製のスコーンと、特製のジャムと生クリームを準備し、飲み物も紅茶やレモネードを揃えたり。
 楽しい時間の為に、八戒がひたすら手を動かしていると、小さい影がチョコリと現れた。
「あれ、捲簾。起きちゃいましたか?」
「うん、あのな、おれな、はっかいになそうだんあるんだ」
「相談・・・ですか?」
 大抵の事は、飼い主である天蓬に相談するであろう捲簾が、コッソリと起きだして秘密のように八戒に相談に来る。
 ソレは、天蓬の事で相談がある。と言っているワケで。
 八戒は手を休め僅かに目を細めると、抱き上げた捲簾を専用の椅子に座らせ、自らも正面に腰を下ろす。
「僕で良ければ幾らでも聞きますからね?どうしました?」
「・・・あのな・・・。おれな・・・」
「はい?」
「くろいのもかっこういいけど、ぴんくのもかわいいとおもうんだ・・・」
「何がです?」
「てんぽのちんちん」
「ちんちん!?」
 思わず出てしまった声を遮るように、八戒は慌てて手を口に当てた。
 いくら冷静が売りの八戒でも、いきなりちんちん言われたら、そりゃ大声も出るってもんだ。
「うん、おれな、てんぽのちんちんはぴんくがいいなぁっておもうんだ」
「な、なんでです?」
「だって、そのほうがかわいくね?」
 まん丸おめめをキョトンとさせて、軽く首を傾げている姿は愛らしいのだが。
 なんせ言ってる事はちんちんの色の相談だ。
 このギャップに、八戒はなかなか冷静さが取り戻せない。
「そ、そこに可愛いとか可愛くないとか、大事なんですか?」
「だいじだ。とってもとってもだいじだ」
 キリッと口許を引き締め、ウンウン頷く捲簾に、どうしてかこれ以上その理由を突っ込めない。
「でもな、てんぽのちんちんはもうぴんくにならねぇんだって。・・・はぁ・・・だったらどうしたらかわいくなるかなぁ・・・」
 ガッカリというか、憂いを見せる姿は、妙に大人びて見えるのだが、なんせちんちんだ。成長を喜んでいる場合じゃない。
 今まで、ソコに可愛さを求めた事も、可愛らしくしたいと思った事もない八戒は、本当にこの場をどうして良いか悩んだ。
 そんな飼い主を助けるように、悟浄がヒョッコリと顔を出す。
「あのな、おれな、いいかんがえある!」
「ほんとかっ!?」
「ほんとだっ!ちーっとまってて!」
 律儀に片手を出して『待ってて』ポーズを見せた後、悟浄はトテトテと走り、自分のお宝ボックスへと手を伸ばした。
 ソコから取りだしたモノを片手に握りしめ、悟浄は戻ってきた。
「はいっ、これにーちゃんにやるっ!」
 捲簾に差し出された手に握りしめられていたのは、何の変哲もないリボンだ。
「これな、このあいだもらったくっきーのはこにむすんであったんだ。おれな、かわいかったからとっておいたんだ」
「うんうん」
「これ、ちんちんにむすんだらかわいくなるとおもうんだ!」
「なるほどっ!ごじょうはかしこいなっ!!
 なるほどって納得しちゃったよ!声を挟む事も出来ず、成り行きを見守っていた八戒は、静かに目を見開いた。
 つーか、ソレしか出来なかった。あまりの展開の早さに。
「おれ、このあいだちょうちょむすびができるようになったから、かわいくむすべるな、うん」
「にーちゃん、がんばれ!」
「がんばるぞ~!」
 頑張っちゃうんだっ!?やっぱり驚きながらも八戒は口を挟めない。
 もうどう訂正すれば良いか分からないからだ。
 そんな八戒の焦りを、子猫ちゃん達は当然知らない。
「うまくむすべたらおしゃしんとってみせてやるな!」
「たのしみ~v」
 ワクワクと期待に頬を染める子猫ちゃん達の計画を、今一番聞いていなくちゃいけない人物は今だオネム中。
 八戒は、どうするべきかしばし悩む。
 明日か明後日ぐらいに、「八戒酷いです~!」と涙目で訴えられるのもわかっているのだけれど。
 こんな事言い出すのは、今のウチぐらいなのだ、きっと。
 だったら。
「まぁ、いっか?」
「ん?」
「いえいえこっちの話ですよ。さっ、テン兄さんを起こして、おやつにしましょうか?」
「はーい!」
「はーいv」
 元気よくお返事する子猫ちゃん達に微笑み、八戒はおやつの準備を再開したのだった。
 あおいさん~、お誕生日おめでとうございます!
 一応メール送ったんですが、念の為こっちでも(笑)。
 以前、夏コミで売り子をさせてもらってた時に、「塩分補給してください」と差し入れにもらってから、ホントに補給する時に食べるようになった飴です。



 こいつはキャンディーじゃないです。
 キャンディーなんて言葉に惑わされたら、痛い目みます。
 口の中が(笑)。
 でも美味しいんですよ。
 初めて食べた時は唾液出まくりで、そりゃもうビックリしたものです。
 今は、夏場を乗り切るアイテムの一つです。
 こころちゃんに持ってもらいましたが、こうして比較するとホントちっちゃいなぁ。
クリック感想ありがとうございました。
7日19:10
8日02:06
8日22:08

フォームのお返事
8日20:01
・久し振りに書いたので、上手くあの子たちを書けてるかちょっと不安だったりしてました、実は(笑)。小さい生き物は、本当に癒してくれますよね。お家にいらっしゃる小さい子たちも、「まだかな?」「そろそろかえってくるかな?」なんて話してますよ、きっと。楽しんでいただけて何よりです!
 小さいテーブルに並んで座り、尻尾をゆらゆらさせている子猫ちゃんたちは、その愛らしい容姿とは逆に難しい顔をしてみせている。
「うむむ~」
「うむむむ~」
 ほんのちょっぴりお口をへの字にし、持っている色鉛筆を必死に短冊に向かわせるのだが。
「おねがいごとって・・・」
「むずかしいな・・・」
 毎年のことだが、こうして七夕になると、飼い主たちは必死に準備し行事を楽しませてくれる。
 それは子猫ちゃんたちにとっては幸せなことだが、この短冊に書くお願いが、毎年悩みの種なのだ。
 毎日、お腹がぽんぽこりんになるまで食べられるご飯、暖かいお風呂、太陽の匂いがするふんわりお布団。
 ・・・そして隣には、大好きな飼い主の笑顔。
 ほかには何も要らないし、欲しいとも思わない子猫ちゃんたちにとって、お願い事は難しいのだ。
「ごじょう、どうだ?」
「だめだ、にーちゃんは?」
「おれもだめだ」
 二人で顔を見合わせて、やっぱり唸ってみせる。
「二人とも、それほど考え込まないで」
「簡単な事で良いんですよ」
 キッチンに立ってる飼い主二人が、手を休めず助言を出す。
 折角の七夕。二人に美味しいモノを、いつも以上に食べさせてあげたいのだ。
 そんな二人の手元からは、次々と料理が作られ、幸せな香りが流れていく。
 子猫ちゃんたちの小さいお鼻にも、その香りはしっかりと届いていて。
 そっちにも気をとられ、ますますお願い事が思いつかないのだ。
「おっと」
「あぶない、あぶない」
 つい、口元に垂れそうになった涎を、揃っておててで拭う。
 そんな幸せな様子に、飼い主たちがついクスクス笑ってみせる。
「あ、おれ、きまった」
「うんうん、にーちゃんもだ」
 ハッとして見せた二人は、慌てて短冊に向かい、一生懸命に文字を綴りだす。
 日ごろのお勉強の成果か、さほど時間をかけずに、短冊にはお願い事が記された。
「でーきたv」
「かざりにいくぞv」
「うんv」
 大事な短冊を手にし、みんなで飾り付けをした笹へと向かう。
 折り紙を使って可愛く飾り付けられた笹は、若干重そうに枝を垂れているが、まだ頑張ってくれそうだ。
 二人は手の届く枝になんとか短冊を結びつけると、いそいそとキッチンへと向かった。
 なんといっても、楽しい七夕。
 飼い主たちが、自分たちの好物ばかり作ってくれているのはわかっている。
「たのしみ~v」
「いーっぱいたべちゃうぞ~v」
 くふくふとグーにしたおててを口元へと当てた。
「お願い事、書けました?」
「うんv」
「ちゃんとかけたv」
「それはお疲れ様でした。じゃあ、ご飯にいましょうか?」
「はーいv」
「わーいv」
 待ってましたと、両手をあげる子猫ちゃんたちに、飼い主は目を細めた。
 どこにでもある、家族が行事を楽しむ風景。
 それが、とても大切だと、彼らはちゃんと知っているのだ。

 深夜、子猫ちゃんたちが寝静まった後、飼い主たちが目にした短冊。
 一生懸命書かれたお願い事に、彼らは今の生活に改めて感謝した。

「だーいすきなてんぽとはっかいとごじょーがあしたもわらってますように」
「おれのだいすきなはっかいとてんぽーとにーちゃんがにこにこできますように」

 小さな子猫ちゃんたちの大きなお願いは、それだけで幸せになる。
 子猫ちゃんたちが笑えるように、その笑顔を守れるように。
 飼い主たちは、揃って幸せな決意を新たにしたのだった。
プロフィール
HN:
ハクナオヤ
HP:
性別:
女性
職業:
旅人(食いしん坊グラファー)
趣味:
色々適当に
自己紹介:
ひたすら切り絵を練習中。編み物なんかもやってます。
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